猫の尿害と亜鉛鉄板の腐食を考察致します
猫の尿害と亜鉛鉄板
こちらの記事は屋根の上にあります亜鉛鉄板の箇所や銅板の箇所に猫や小動物の糞尿がある場合どのような影響を与えるかの考察記事となります。よろしくお願い致します。
こちらの写真のパラペット枕樋に穴が開いて雨漏りしていたわけですが雨漏りしている地点は枕樋に対して水上の地点と水下の地点のと2点のみに集約しておりました。瓦屋根の方は同じ流れ行き(長さ)となっておりますから瓦からの落下水流による摩耗で穴が開いたと考えるには少し様子が違います。もし落下水流によります摩耗でしたら多くの箇所で同現象が起こっているからでありますね。
加えまして水上の地点は取り合い素丸の葺き土が多すぎて削られた土が枕樋水上に堆積していまして水下は上記に加えて雨中に混じる不純物の堆積がありました。
その結果堆積物に排泄する習慣をもっている近辺にすんでいる猫がそこに排泄しピンポイントで高純度の尿酸が亜鉛の鉄板に穴を開けたという調査内容になります。
さらに確かな調査となりますように現実に残っていた堆積物からいくらかの獣の体毛も確認する事が出来ました。また猫が枕樋等に排尿した場合には最短6か月でトタンが腐食された結果を聞いた事がございます。こちらは脱獄を得意とする囚人の方が御味噌汁の塩分と酸で鉄格子を壊した例と同じ現象ということでもあります。
自然災害とも言い難く害獣と決めつける訳にも参りませんが排泄した主が寿命などでいなくなりますと漏水を引き起す自然現象はそれ以上起こらないと思うのですがこればっかりは相手が命ですのでその都度御対応せざる得ないという葛藤も同時に派生致しますね。
具体的な対策は5年に一度位の点検と清掃を依頼されるのが良いのではないでしょうか。もちろんご可能でしたらご自分で清掃されるのが一番ではないかと思います。
ありがとうございました!!!
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