屋根雨漏りの修理工事!適正費用への12の秘訣!
屋根雨漏りの修理工事!適正費用への12の秘訣!
こちらのページは現役の瓦屋根修理職人の視点から屋根修理や雨漏り修理の適正費用を皆様に知って頂く為の秘訣を12項目にお分けしてお伝えしております。よろしくお願い致します。
大阪で30年以上現場経験を積んだ職人の知識で皆様に安心価格と正確な調査内容を何時もお届けしています。
実際に雨漏り修理や屋根修理の必要性がご自宅に発生した際に修理費用が一番気になる所では御座いますがその前段階としましてすべての方に該当する訳ではございませんが皆様にありましては修理業者並みの知識をほぼ持ち合わせておられませんのでどの工事が必要でどの工事が不必要かの判断がとても難しいとのご相談が多く寄せられました。
屋根修理・雨漏り修理をお考えの皆様にありましては無用なトラブルを避ける意味でも適正工事を勧めてくれる方との出会いが最も大切であると私共は考えております。時間が掛かり御面倒かもしれませんが合い見積もりや調査内容のご吟味をお取りになる事を何時もお勧めしております。
- 1. 当店の屋根修理・雨漏り修理の適正費用!
- 2. 適正費用に至る12の秘訣!
- 2.1. Q:①瓦屋根を軽くすればが完全な耐震化が図れますでしょうか?
- 2.2. Q:②屋根材に塗装すれば雨漏りが直りますか?
- 2.3. Q:③うちの瓦や屋根材は廃版って本当でしょうか?
- 2.4. Q:④釉薬瓦の僅かな亀裂(焼き物特有の貫入)は寿命?
- 2.5. Q:⑤ラバーロックの後は葺き替えしかないの?再度のラバーロック瓦止めは有効?
- 2.6. Q:⑥瓦その物が水を通して雨漏りするの?
- 2.7. Q:⑦古い漆喰を剥がさないで重ね塗る面土漆喰工事は避けるべき?
- 2.8. Q:⑧まだまだ使える瓦の葺き替えのみの提案について?
- 2.9. Q:⑨コーキングによる瓦屋根全面塗布は避けるべき?
- 2.10. Q:⑩単価は安いが実測値の大幅な水増しや理解不能の項目が記されています?
- 2.11. Q:⑪意図しない追加工事・不安を煽る営業等って?
- 2.12. Q:⑫なにも触らなくて良い屋根もありますか?
- 3. 適正費用12の秘訣まとめ
当店の屋根修理・雨漏り修理の適正費用!
【雨漏り修理や屋根修理本来の価格実現の為に出来る事とは?】
当店に限りましては可能な限り葺き替え工事等の大規模改修工事の御提案をせず必要不可欠な修理工事で皆様の御信頼を数多く頂いております。当店での高額大規模改修工事(¥1,000,000以上必要)が必要な程の屋根雨漏り修理データは阪神淡路大震災以後でありましても、全修理工事の約5%を切っております。¥15000~¥300,000迄が70% /¥300,000~500,000迄が25%調査費用(必要経費)を含めた全修理工事費用の約95%を占め、何れも雨漏りは100%完治済みですのでご安心下さいませ。
【増税や災害、建材の高騰化により統計を取り直しました】
立地条件や屋根勾配・屋根形態・足場の必要性の有無など実際の必要金額はご訪問しなければ一定とはならない場合が殆どですので以下の項目の費用は目安として下さいませ。建築様式の多様化により雨漏りの原因も複雑化しておりますが、代表的な修理費用の実例を一部掲載させて頂いております。
屋根修理費用のご案内 | ||
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八谷陸棟尻オーバーフロー型屋根雨漏り修理 | 屋根勾配無視不適合建材使用型屋根雨漏り修理 | 寄棟地瓦施工不備型屋根雨漏り修理 |
屋根雨漏り修理費用 ¥93,500 | 屋根雨漏り修理費用 ¥82,500 | 屋根雨漏り修理費用 ¥165,000 |
谷樋交換・棟一部積み替え・鬼首漆喰・棟尻は鋼板カバー(工期・二日) | 下地ウレタンコーキング調整後、二液ウレタン防水にて対処・板金カバーでもOK(工期・二日) | 雨漏りしている面土撤去後、桟瓦差し替え・漆喰全棟塗り直し(工期・二日) |
隅、降り棟トンネル詰まり型屋根雨漏り修理 | 隅棟熨斗瓦二段水平化型屋根雨漏り修理 | ドブ谷オーバーフロー型屋根雨漏り修理 |
屋根雨漏り修理費用 ¥27,500 | 屋根雨漏り修理費用 ¥275,000 | 屋根雨漏り修理費用 ¥88,000 |
高圧洗浄機にて対処致しました組鬼漆喰の剥離でスタート。八箇所洗浄(工期・一日) | 棟瓦全面葺き直し・追い当て調整・漆喰塗り直し・ (工期・四日) | 箱樋カラー鋼板交換・万十唐草締め直し・コーキング撤去(工期・二日) |
晒し葺き部穴開き型屋根雨漏り修理 | 地瓦土痩せ逆勾配化型屋根雨漏り修理 | 漆喰塗りすぎ型屋根雨漏り修理 |
屋根雨漏り修理費用 ¥38,500 | 屋根雨漏り修理費用 ¥27500 | 屋根雨漏り修理費用 ¥110,000 |
穴の空いた箇所に銅板を引き直します。(工期・一日) | 屋根瓦を一枚かえました。漏れの第二段階で発生(工期・一日) | 漆喰撤去後、面土を適正レベルまで掘り、その後漆喰施工(工期・二日) |
新建材スガリ部位施工不備型屋根雨漏り修理 | 増改築樋壁内埋め込み型屋根雨漏り修理 | 袖部地瓦谷釘打ち毛細管型屋根雨漏り修理 |
屋根雨漏り修理費用 ¥27500 | 屋根雨漏り修理費用 ¥44,000 | 屋根雨漏り修理費用 ¥61,600 |
カラー鋼板とシリコンで対処。結構あります。(工期・一日) | 増改築を繰り返すとたまに発生します。要配管技術(工期・二日) | この部位は工事単価は安いですけど、総合的な診断能力が試されます。軒は無し(工期・一日) |
谷尻地瓦谷芯ズレオーバーフロー型屋根雨漏り修理 | 東鬼取り合い部土佐漆喰劣化型屋根雨漏り修理 | 入母屋蓑甲留熨斗使用型外部屋根雨漏り修理 |
屋根雨漏り修理費用 ¥275,00円 | 屋根雨漏り修理費用 ¥38,500 | 屋根雨漏り修理費用 ¥33,000 |
雨の流れが理解できれば至って簡単です。(工期・一日) | プライマー処理後・防水シリコンその後、樹脂漆喰or防水漆喰が今の所最強と(工期・一日) | 関西特有の止め熨斗蓑甲・・葺き上がりから雨水入りまくります。(工期・一日) |
壁際雨押さえ仕舞い不備型屋根雨漏り修理 | 壁際捨て谷無し仕舞い型屋根雨漏り修理 | 陸棟経年劣化熨斗瓦水平化型屋根雨漏り修理 |
屋根雨漏り修理費用 ¥38,500 | 屋根雨漏り修理費用 ¥27,500 | 屋根雨漏り修理費用 ¥121,000 |
こちらも訳が分からずシリコンベタ塗りのお家も結構見ますので本当の屋根屋に直して貰ってください(工期・一日) | カラー鋼板捨て谷施工にて対処(工期・一日) | 御覧の通り塩焼き瓦のラバーコーキングの残骸です。当店はどんな屋根でも雨漏りは止めます(工期・二日) |
寄棟追い当て施工不備型屋根雨漏り修理 | 桟瓦割れシリコン塗布型屋根雨漏り修理 | 集水器・軒樋破損雨水直下型屋根雨漏り修理 |
屋根雨漏り修理費用 ¥275,000 | 屋根雨漏り修理費用 ¥27500 | 屋根雨漏り修理費用 ¥27,500 |
この葺き方の癖は棟全面に有りました。(工期・四日) | 屋根瓦を一枚かえるだけですみました。(工期・一日) | 這樋然り、縦樋然り、樋が関係する雨漏りは至って簡単です(工期・一日) |
谷樋劣化型屋根雨漏り修理 | 庇部噛み合わせ部位凹化型屋根雨漏り修理 | |
屋根雨漏り修理費用 ¥49,500円 | 屋根雨漏り修理費用 ¥27,500 | |
この谷樋交換も瓦・板金職人でないと綺麗に地瓦を谷樋新調後元に戻せません。(工期・一日) | ハゼからの漏水です。修理補修は至って簡単です。(工期・一日) |
瓦屋根修理・雨漏りなどの修理・補修などの費用(施主様の家の立地条件や屋根の構造により費用は変化致しますので目安とさせて頂きます) | ||
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雨漏り修理・補修 | 標準工事費・経費含む | 27500円 |
屋根調査訪問時に直る軽度の雨漏り | 1ヶ所 | 15000円 |
棟・漆喰工事 | 1m | 2200円 |
棟・面土のし瓦二段目目地奥調整(古漆喰撤去費込) | 1m | 1100円 |
隅、下り、陸、鬼首防水(漆喰込) | 1ヶ所 | 3300円 |
各種ガルバニウムカバー工事 | 1㎡ | 5900円~ |
日本瓦葺き替え工事 | 1㎡ | 17000円~ |
平板瓦の葺き替え | 1㎡ | 12000円~ |
耐震・耐風強化棟工事 | 1m | 15000円~ |
板金による防水工事 | 1ケ所 | 65000円~ |
ラバーコーキング・ラバーロック補修など(雨漏り修理に於きまして殆どの屋根に必要はありませんが、実際施工するならばこれ位の費用が相場です) | ||
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シリコンによる瓦止め ラバーコーキング ラバーロック工事 | 1㎡ | 1100円 |
地瓦調整費(必要の場合) | 1㎡ | 550円 |
葺き替え工事は最終手段と捉えていてください。こちらの見積もりの項目は切妻屋根を前提としまして現在流行の平板瓦(洋風)に葺き替えた場合の目安となります。 | ||
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古瓦・下地調整費・雀口調整費 | 1m | 4000円~ |
構造用合板重ね張り・ルーフィング張り替え費用・桟木打ち費用 | 1㎡ | 5000円~ |
平板瓦施工費・棟込・捨て・軒水切り込 | 1m | 12000円~ |
日本瓦(いぶし瓦)施工費 | 1㎡ | 17000円~ |
廃材処分費用(アスベスト含有屋根材)等が別途で必要となります。 |
適正費用に至る12の秘訣!
当店では職歴30年の当店責任者自ら屋根修理や雨漏り修理の調査にお伺いさせて頂いております。軽微な損傷による雨漏りでしたら何時も応急処置材を作業車に積んで走っておりますのでその場で御直しする事も可能で御座います。
屋根の事が全く分からない方どこに頼めば良いのか思案されている方にありましては御希望のメンテナンスを施工して頂く為に下記の項目にも目を通しておいて下さいませ。2022年の現在でありましてもご相談や質問が非常に多い内容にお答えしております。
Q:①瓦屋根を軽くすればが完全な耐震化が図れますでしょうか?
A:瓦屋根を撤去し屋根を軽くすれば軽量化は図れますが躯体の状況により完全な耐震化は図れません。耐震が目的のメンテナンスでしたら屋根と家屋の構造双方に費用を掛けなければならない場合が御座います。お住まいの地域の市役所等に御相談される方々も多くおられますね。
Q:②屋根材に塗装すれば雨漏りが直りますか?
A:スレート屋根(主にコロニアル・薄型化粧スレート屋根)にありがちな誤解です。こちらの屋根材の雨水の浸透率は年数を追って高まって行きますが雨水を貫通する程脆弱なスレートを当店に限りましては拝見したことが一度もありません。雨漏りの原因は他に御座います。
下記のリンクからスレート屋根の雨漏りに関しましてより詳しく知る事が出来ますのでよろしければご覧ください。
Q:③うちの瓦や屋根材は廃版って本当でしょうか?
A:フラットF型の瓦や問題の多かったスレート屋根材等実際に販売中止となったり事業撤退となった製品も御座いますが日本瓦はどの様な形(役物)等も現在でも販売しております。大丈夫です。
廃版となった有名な屋根材はニチハパミール・積水瓦U・モニエル・セメント瓦等がございますが、御不安でしたらメールでも大丈夫ですのでご連絡下さいませ。
Q:④釉薬瓦の僅かな亀裂(焼き物特有の貫入)は寿命?
A:釉薬瓦(素地に釉薬を塗って焼成された瓦)茶器や花瓶と同様に細いひび割れの様な現象(貫入)がありますがこれを持って瓦の寿命とは言えません。また表層部分の小さな鳴き(ヒビ)も加えて発生している場合がありますが明確に割れていない限りは雨水を通す事はありません。
ただ凍て割れといいます冷害が起こっている場合はこの限りではなく交換の必要性はあります。釉薬瓦は愛用されて約50年以上の歴史を辿りますが明確な寿命は立地環境にも左右され未だ判明しておりません。よろしければ下記のリンクをご参考にしてください。
Q:⑤ラバーロックの後は葺き替えしかないの?再度のラバーロック瓦止めは有効?
A:僅かな量のラバーロックやシリコン工事の後に発生した雨漏りは直せます。その状態から更にシリコンで雨漏りを直す事だけは避けた方が賢明で御座います。本当に葺き替えしか選択肢が無くなってしまいます。
ラバーロックに関しましては更にこちらのリンクにて詳しくご説明させて頂いております
Q:⑥瓦その物が水を通して雨漏りするの?
A:瓦自体は1000年超えても水は通しません。その様な場合は100%毛細管雨漏りです。(瓦の重ね目に溜る埃を辿って雨水が逆流してしまう現象を言います)木の根が水を吸い上げる現象と同じでしてその場合は清掃で100%雨漏りは直ります。
下記のリンクからより詳しくご覧いただけます。
Q:⑦古い漆喰を剥がさないで重ね塗る面土漆喰工事は避けるべき?
A:瓦屋根の構造上雨漏り修理に全く効果が御座いません。最悪の場合排水量が落ちさらに劣化が進行致します。雨の当たらない部位でも古い漆喰の剥離は基本となります。日本瓦棟の構造が良く解らない方の場合この工事の提案になる傾向があるようです。
より詳しく御知りになりたい方は以下の記事も併せて御一読下さいませ。
Q:⑧まだまだ使える瓦の葺き替えのみの提案について?
A:緩勾配不適合建材使用屋根や著しい劣化を伴う屋根を除き修理と葺き替え両方の施工技術が業者には必要とされます。また屋根の軽量化は現在御使用の瓦屋根でも可能です。
(土葺き工法を改め乾式工法への移行も可能、既存瓦を使った葺きなおし工事の事でもあります。)
※(緩勾配不適合建材使用屋根とは?・・その屋根材では屋根の角度(勾配)が足りず僅かな埃の堆積や新築時からでも雨水が簡単に屋根材の下に廻ってしまう屋根の事。)
より詳しく御知りになりたい方はこちらの記事も御一読下さいませ。
Q:⑨コーキングによる瓦屋根全面塗布は避けるべき?
A:雨漏りは一時的に止まるかもしれませんが直っていません。全面を塞ぐのではなくこの場合は平部地瓦の堆積した埃の清掃で対処するほうが望ましいですね。
コーキングの寿命と共に雨漏りは以前の状態よりひどくなり再生工事にまた余計な費用が必要となる危険性が跳ね上がります。
少しコーキングを塗る程度なら大丈夫です。全面でなければたとえコーキングを施工した屋根でも葺き替えずに修理は充分可能で御座います。(全面塗布した瓦屋根でも修理させて頂いてきましたが正直申し上げますと葺き替えの方が良いかもしれませんね。)
より詳しく御知りになりたい方はこちも御一読下さい。
Q:⑩単価は安いが実測値の大幅な水増しや理解不能の項目が記されています?
A:(敷地面積の2倍の屋根面積にて積算)こちらはどういうことかと申し上げますと屋根面積が土地より大きいのでキノコの形でないとそういう見積もりにはならないということでございます。
ですので相見積もりや相調査が重要となるのですね。慌てて工事を急がない事が大事です。(誰にでも意図しない間違いをしてしまう可能性もありますでしょうから)
Q:⑪意図しない追加工事・不安を煽る営業等って?
A:現実に初期の見積もりから倍の金額を支払われた方もおられました。また、全く見当違いの費用が掛かる工事を優先後に雨漏りは直らず追加工事の提案を受けた方もおられました。
失敗は誰にでも御座いますが恥を恐れないなら直すと言った以上例え赤字でも直さなければならない場合もございます。
また私の経験上全てとは言えませんが依頼を受ける為の初期見積りが極端に安い工事も注意が必要です。加えまして『今に大変な事になる』と心に不安な緊張感を持たされその緊張から解放されたいが故に工事依頼を急いでしまう。
この様な場合は高確率で改悪工事になる危険性が高くなります。心からでる嫌味や脅しや恫喝等はいかなる場合でも無視して大丈夫です。
Q:⑫なにも触らなくて良い屋根もありますか?
A:中古物件を御購入された方やオーナーチェンジ等で雨染みを確認された時あわてて修理工事を急がない様にしてください。前オーナー様が既に修理済みかもしれません。雨漏りかな?と思いましても庇鋼板の雨音や、谷樋の反響音・小動物の排出物など雨漏りしていないケースも多々御座います。
詳しくはこちらのリンクからご覧いただけます!
適正費用12の秘訣まとめ
注意事項として現実に何十年と余りにも多く事実として触れて来た案件でもありますので記載させていただきました。良い未来が来ることを願っています。まだまだ拙いホームページですが、皆様の修理メンテナンスのお役に立てましたら幸いで御座います。
ありがとうございました!
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