屋根漆喰工事の詳細 1m/3300円
屋根漆喰工事の詳細 1m/3300円
こちらのページでは屋根漆喰工事の手順をご紹介させて頂こうと思います。どうぞ宜しくお願い致します。
漆喰工事前の棟瓦の状態
丁度写真の『棟瓦』と『地瓦』の間にあります三日月状の白い部分を私共は『面土漆喰』と呼んでおります。
その漆喰箇所に黒カビ・苔・もしくは大気中の埃が『熨斗垂れ』や『返り雨』にて面土に付着しておりますので、完全には雨水を排水出来ていないと判断させて頂きました。
この様な状態でありましてもすぐに『雨漏り』の原因にはなりませんが熨斗瓦といいます長方形の瓦の『勾配』は日を追うごとにダメージが蓄積され本来の機能を失うのも時間の問題であると判断いたしまして漆喰の再工事を御提案させて頂きました。
※常に濡れている棟内部の土は棟瓦の『耐震性』にも悪影響を及ぼします※
古い漆喰を剥がす工事を施します
先ずはどの様屋根の現場でありましてもこの塗りすぎた漆喰を撤去致します。また古い漆喰を撤去するだけでなく出来るだけ雨が当たらないように『熨斗瓦一段目チリ奥』から出さずに新しい漆喰の『塗りしろ』を考慮した下地調整を施します。
こちらは下地処理動画となります
新しい漆喰の施工
充分に古い漆喰を撤去清掃を施しました後に新しい漆喰を塗っていきます。こちらの調整が出来て居ない場合どの様な漆喰を塗りましても『熨斗垂れ』からの『廻り水』や『地瓦』からの『返り雨』の干渉を受けますので漆喰を塗ることによる改善の意味が希薄になってしまいます。ですからこの箇所は建材としての強度だけではなく調整そのものが漆喰の寿命を決める肝心要の所で御座います。
こちらは施工動画となります
三又などの取り合い部施工
また『石灰系漆喰』を塗って納められていた『三又』の棟取り合い部文ですが、この部位は他の漆喰部位より一番早く劣化する問題もあり雨仕舞いが一番肝心となりますので
漆喰を一切使わないこのような『合端仕上げ』や『シリコン処理』をお勧めさせて頂いております。
ありがとうございました!
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